絵描き「PLAYTHEHOPE」の日々。

大阪在住の絵描き・芸術家「PLAYTHEHOPE」が、絵描きとして食っていくために行う日々の活動・思考の記録です。

1年で1000枚描いた絵描きの、1000枚描くための7つのコツ(前編)

皆さん、はじめまして。
PLAYTHEHOPEです。
大阪で絵描きをしています。

ぼくは、

2016年4月から2017年1月26日の期間で、目標だった1000枚の絵を描き終えました。

現在は、人生で初めての「個展」を開催するための準備に追われています。


このブログ記事を初めて読んで、

「そもそもPLAYTHEHOPEって、何者?」

と気になった方は、以下の記事をお読みください。
ぼくが絵を描いたきっかけが全てわかります。

参考記事
「絵描きとして、人生で初めての個展を開催したい!」
https://camp-fire.jp/projects/view/31313?token=18vu33kt


さて、今回は、1年で1000枚の絵を描き終えたぼくPLAYTHEHOPEが

「1000枚描くための7つのコツ」

を、皆さんにご紹介します。

「描き続けるための7つのコツ」と言い換えてもいいかもしれません。



描き始めた当初は、「1000枚の絵を描くこと」は僕にとって、途方もなく高い山でした。

しかし、ぼくは日々の創作活動の中で、描き続けるためのさまざまな工夫を自分なりに編み出し、なんとか、その山の頂上まで登りきりました。

今回は、ぼくが実践した工夫を7つにまとめて、
皆さんにご紹介しようと思います。

特別なことはしていませんが、

皆さんそれぞれの「続けたいこと」のための参考にしていただければ嬉しいです。

続けるって、意外と楽しいぜ!

では、まず1つ目から。


1.「いつでも必ず」描ける環境をつくる。

今は実家に戻っていますが、一人暮らしの部屋で描いていた頃は、リビングにダイニングテーブル、別の部屋にオフィス用のデスクを置き、両方で作業できるようにしていました。


絵を描くためのペン類や絵の具・用紙は、それぞれの机の上に、出しっ放し。


1度使ったペンは

「作品が完成するまでは、絶対にペン立てに直さない」

というルールも徹底しました。

また、描いている途中の作品は、すぐに続きが描けるようにファイルにはしまわず、ホコリよけの紙だけかぶせて、裸のままで積み上げてました。


すべては、
病気休職のなか、自分がどんな体調・心境でも、

「いつでも必ず」描ける環境を作る

ためでした。


片付けなど整理整頓は、あまり意識しなかったです。


それよりも、

描きたいという衝動を途切れさせない

ほうが、ぼくにとっての最優先事項だったのです。

結果として、この方法はとても良かったと感じています。


2.自分の「作風」を早めに発見する。

描き続けるために、ぼくが幸運だったのは、

自分の「作風」を、わりと早い段階で発見できたことです。

2016年4月に描き始める前に、趣味で40枚ほど描いていた作品をざっと眺めたとき、

「あぁ、自分は人の顔をたくさん描くの好きなんだなぁ」「眉毛とか口は、こういう線・角度で描くのが好きなんだ」「こうやって見ると、勢いよく描いたときに謎の迫力が出るなぁ」・・・etc.

自分の作品に対する特徴を、頭の中で羅列して、小さな確信が持てたことが、続ける第一歩になった気がします。


自分ルールとして、

「他人と自分の絵を比べて落ち込まないこと」

も決めました。


世の中には、絵の上手い人は星の数ほどいます。

けれど、ここでぼくが考えたのは、

「絵が上手いことが、はたして自分の絵のプラスになるのか?」

ということです。
(もちろん、必要な絵の技術はありますよ)


絵の魅力というのは、単純な技術よりも、

「その人にしか描けない世界を見られること」

にあると、ぼくは思います。


なので、ぼくにとっては他人の技術との比較より

「自分の作風をどう展開したらいいか?」

の方が悩んだし、その数倍楽しかったです。

続けるためには、自分の芯となる「作風」をなるべく早く発見する。

大事だったなぁって思います。

「作風」が確立していれば、まわり道をしても、必ず戻ってこれますから。実際ぼく自身、戻ってこられたんで間違いないです。


3.「未完成作品」をとにかく量産する。

完成させることを意識しすぎるあまり、最終的にどう描けばいいかわからなくなって、ペンが止まってしまう。


創作している方にとっては「あるある」だと思うのですが、例にもれず、描き始めたぼくも、この壁にぶち当たりました。

「このままやと1000枚描けずに終わってしまう、アカン!」

勢いを止めたくなかったぼくは、ここで「あること」を実行に移しました。

それは、

「とにかく大量の未完成作品を描くこと」

です。

たとえば、ある日、描きたい絵のアイディアがぽんっと、浮かんできたとします。

普通なら、下描きから始めて、途中休みながらも完成までコツコツ描いていくと思います。

しかし、ぼくはそれをしませんでした。

ぼくのやり方は、こうです。

まず、思いついたまま、勢いにまかせて1枚目を描き始め、3分ぐらいしたら作業をやめます。この時点で、絵の完成度は5%前後です。

次に2枚目の紙を取り出し、別の浮かんだアイディアで描き始め、これも3分で中断。

さらに、3枚目を描き始め、やがて中断。

続いて4枚目も開始→中断・・・、

という風に、この「開始→3分で中断」を何回もくりかえし、

15枚〜20枚ほどの「未完成作品」をつくります。


あとは自分の「仕上げたいもの」から、手をつけて完成させていくという方法です。

この方法は、人より集中力が極端に少ないぼくにとって、最良の手段でした。


このやり方の1番の効果は、

「とにかく絵を描きたくて描きたくてたまらなくなること」

です。

大量の未完成作品を寝かせておくと、不思議なことに、何をしているときでも

「あの作品をどう完成させようか?」

とずっと考えるようになります。


そうやって、いざふたたび作品に向かい合ったとき、自分でもびっくるするぐらいの線が描けたり、色が表現できたりするのです。

今でも、常時50枚は「未完成作品」を準備し、創作意欲にエンジンがかかるようにしています。



ここまで、3つの「コツ」を紹介してきましたが、少し長くなってしまったので、このブログは前後編に分けることにしました。

次回は、残り4つの「コツ」を紹介します。

タイトルは、

「1年で1000枚描いた絵描きの、1000枚描くための7つのコツ(後編)」

です。

では、また次回のブログで。