絵描き「PLAYTHEHOPE」の日々。

大阪の絵描き・芸術家「PLAYTHEHOPE」が、絵描きとして食っていくために行う日々の活動・思考の記録です。

I Painted 1000 Pictures from the Scratch.  (ゼロから、1000枚の絵を描いた。)

(This text was released on June 5, 2017. It is a sentence that clearly understands what kind of person PLAYTHEHOPE is. Please read it.)


March 31, 2017. 
After achieving painting 1000 pictures, 
I determined to become a painter

And soon after, I quit my job, as a music teacher at a junior high school, which I had been taking a leave of absence for a year at the time. 

One year before,  
I was in the worst physical condition. 
Vertigo, dizziness, and nausea. 
Soon after waking up in the morning, I suffered from the symptoms. 
I crawled to the bathroom, and kept vomiting gastric juices and things. 
In light-headedness, I managed myself to call the school and tell them I would be late. 
20 day period of paid LOA was used up immediately. 

All those symptoms originated from my mental conditions. I could not successfully build a good relationship with students, and that brought about a lot of troubles both at classes and club activities. I had nobody to talk about the worries from deep inside of myself. 

When I was hired as a new graduate, I was already 30 years old. I could find no-one else as old as me. I was pressuring myself to keep up with the circumstance. 

Under the pressure, all my efforts had gone fruitless. Now I know I was interacting with the students only according to the knowledge I acquired from books. I was never trying to understand them in any depth. 
After all, I was just pretending big to be a teacher. 


Now I learned and understood about those days. Almost everything. 
However, in what way can the “understanding” support myself? 
When I think of returning and doing over again, I just end up in vain.
In vain…, because I just always come to a conlusion that only “future” is prepared for all of us. 
All I can do is just step forward according to what I learned. 

I was diagnosed with depression. Submitting a medical certificate, I took LOA. But then, what should I do?



I chose to draw pictures.



With a ballpoint pen and water colors, I drew and painted a lot of human faces.
During LOA, I kept drawing without going outside except for buying groceries. 



Why I draw “human faces”…
Even I never had any clues. 

“Urge” 
Maybe that’s the only word I can come up with to express why. 

It was not the first time for me to draw pictures. 

When I first became a teacher 3 years ago, in my small room, I would lie down and keep doodling on a torn piece of pages from my notepad. 

I didn’t know why, but it calmed myself better than playing the piano. 


I kept drawing…

I kept drawing…

I forgot everything and kept drawing…




Everyday, I breathed, 
I survived, and… 

January 2017, I finally achieved painting 1000 pictures. 
This is the moment where this article starts. 

March 31, 2017. 
After achieving painting 1000 pictures, 
I determined to become a painter

This is quite sudden, 
but please allow me to greet. 

Nice to meet you. 

I am a painter and artist from Osaka,

PLAYTHEHOPE.

Forgive me for  telling such an extremely depressive story above, despite that this is my first blog article, 

However, it was integral to start from here when I think of gratitude towards “drawing activity,” that saved me during my one year LOA, and my future as a painter

In this blog, I will reveal my activities and thoughts little by little. 

I hope you enjoy it. 

Lastly, I would like to announce that…

Even for just a bit, if you are interested in my works, 
you can check them out at this Instagram

All the 1000 works are listed, 
(February, 2020, the number reached 6106 works.)
https://www.instagram.com/playthehope/

Some of my works are available at BASE for purchase. 

PLAYTHEHOPE BASE Web Shop (Japan)
https://playthehope.thebase.in/
PLAYTHEHOPE BASE Web Shop (Overseas)
https://playthehope.theshop.jp/

Also, patronage for my activity is cordially appreciated. 
I can be reached at
playthehopekanaki@gmail.com .

See you at my next article.

絵描きとして、生きたい。

絵描きとして生きることは、「ずっと描いていく」ことだとぼくは考えています。

【ずっと描いていくには、生活しなきゃいけないし、お金を稼がなきゃいけないんだよ】

ぼくはそれを忘れたふりをしていました。
いまだに病気も寛解(かんかい)していない、経済的な生活力も、それを得るための精神的なタフさもゼロの自分を見つめるのが、怖かったのです。


PLAYTHEHOPE絵画展から数日後。

生活のためにやっている肉体労働のアルバイトを、体調不良から2日間やすみました。

絵画展の終了後に払う予定だった生活費が、払えなくなりました。


その瞬間。

生活できなくなる、今後こういうことが続いたら、絵を描くことさえできなくなる。でも、いまの自分ではそれにあらがえない。そうしたら自分は、生きていく価値がない。

そうだ、死のう。ギリギリ払えるケータイ代だけ払ったら、どこかで死のう。

そう考えて、天王寺に向かいました。

あまりに幼稚で、短絡的で、後ろむきな発想。
いまなら思います。
でも、あの瞬間は本気でした。

これで最後、これで最後というきもちで、身体を動かしていました。ぼーっとしながら、Instagramで自分がいままで描いてきた作品を振り返っていました。

ツイッターを見て、ブログを見て、キャンプファイヤーのプロジェクトページを見て、自分がいままで書いてきたことを眺めていました。



泣いていました。脳みその奥にわずかに明かりがついて。気がついたら、自宅に戻っていました。

今のこの気持ちを話しておかないといけない。
話さないと、終わる気がする。深夜にツイキャスの準備をはじめて、自分の不安や苦しさをスマホのマイクにぶつけました。

参照
http://twitcasting.tv/playthehope
ライブ履歴「絵を描くことは自分にとって」

しゃべっても状況は変わらないのですが、不思議なことに気持ちのほうは少しずつ落ちついてきて、本当はどうしたいのか、ゆっくり見えてきました。

ぼくは、絵描きとして、生きたい。

アルバイトはやめて、絵を売ってお金をもらって、それでご飯を食べていきたい。ずっとずっと絵を描いていたい。

10000枚描くという新たな頂上をきめたとき、たとえ世の中に広く認められる才能ではなくても描いていくんだときめたとき。

あのときの沸きたつような気持ちと、ぼくは友だちになっていたのです。

その友だちを傷つけるようなことをしてしまった。ツイキャスでしゃべったあと、衝動的にpolcaで企画を立ち上げました。友だちを取りもどすために。


絵描きとして、生きたい。 #polca
https://polca.jp/projects/AEsS2mNOTLu


絵描きとして、とにかく今は絵を描いていたい。その想いだけで、立ち上げた企画でしたが、この文章を書いている1ヶ月後のいま。

ありがたいことに15人の方からご支援と作品のリクエストをいただくことができました。


現時点で、なんとか肉体労働のアルバイトは再開でき、創作もすすみ、絵描きとして充実しています。

もちろん、1ヶ月前の環境は変わっていなくて、ぎりぎりだし、死にたいという気持ちは相変わらず、はなれてくれなくて、ときどきどうしようもなくなるけれど、でも。

1ヶ月前の自分と大きくちがうのは、

ぼくの作品や活動をたのしんで、期待してくれる人たちがいることです。


ぼくが今後、どうなるか、まだ全然わからないけれど、応援してくれる人のために、ぼくはこれからも、

絵描きとして、生きたい。

絵描きとして、生きるために、生きていくために行動しようと思っています。

そのためにまずは、まわりに頼る。病院にいく。役所にいく。

楽しいこと全部やる!そして、今を生きるぜ!(byサンボマスター

PLAYTHEHOPEを応援してくださっている皆さま、ぼくは絵描きとして、かならず成長しますので、どうか今後ともよろしくお願いいたします。




(↑もうすぐ完成する最新作品)

では、また次回のブログで。

PLAYTHEHOPE絵画展を終えて。

PLAYTHEHOPEです。


2017年8月22日〜27日までの6日間、大阪の谷町六丁目ミライエギャラリーで行われた、「PLAYTHEHOPE絵画展」が、無事終了しました。



ぼくの人生で初めての個展。

1000枚の絵を描きおえたときは、初めての個展なんて夢のまた夢でしたが、クラウドファンディングに挑戦したときから、

その夢は目標に変わり、今回、現実のものになりました。

今回のPLAYTHEHOPE絵画展では、作品の生身の線と色の迫力を楽しんでもらおうと、あえて

額縁には入れず、そのまま貼り出しました。

また、入り口に貼った作品No.0001から、初期・中期・近作と大まかに分けて配置し、

色やモチーフごとに固めて展示したりと、こまかく自分なりに工夫しました。

来ていただいた皆さま、ご支援いただいた皆さま、本当にありがとうございました。

最終的に6日間で34人の方に来場いただきました。

動員的にはまだまだすぎて、恥ずかしくなるぐらいでしたが、

来ていただいた方お一人お一人のあたたかい言葉、はげまし、作品に対するさまざまな感想が、

ぼくが「絵描き・PLAYTHEHOPE」として、6日間を走りぬく勇気と力になりました。


差し入れ(缶コーヒー、栄養ドリンク、ケーキ、ゼリー、焼き菓子、全部美味しくいただきました。)に、PLAYTHEHOPE活動支援募金への寄付も、たくさんいただきました。本当にありがとうございました。


また、今回のPLAYTHEHOPE絵画展では、

作品原画2枚、おみやげ絵画も6枚ご購入いただきました。

自分が描いた絵を買っていただいてはじめて、

プロの絵描きになれたんだと実感することができました。あの瞬間の嬉しさを、ぼくは生涯忘れません。


書きたいことは、まだまだたくさんあって、

500枚近い作品をすべて自分でトータル6時間半かけて貼ったこととか、(初日前に死ぬかと思いました)


今回、来られないからと熱い宣伝をずっとFacebookに投稿し続けてくれた音楽家の友人のこととか、


今回、来られないからと初日開始すぐに、東京から花を贈ってくれた高校時代の大切な友達のこととか、


初日開始すぐに自転車で見に来てくれた、ベテラン寿司職人の男性が、選んだ来場者プレゼントの絵の色が水色で、なんだかすごく嬉しかったこととか、


前日、ミライエギャラリーのご近所さんに150枚のチラシをポストインしたんですが、それを見て、来てくれた男性がフリーの美容師さんですごくワクワクする話を聞いたあとで、褒めていただいた作品が、実はぼくの超自信作で、あとでニヤニヤしてしまったこととか、


高校時代の友達の娘さん、あかりちゃん5歳とコラボしたこととか、友達のお母さんが原画を購入してくださったこととか、


音大時代の友達の娘さん、りのちゃんとコラボしたこととか、


りのちゃんの弟くん1歳が、床を走り回り最終的に作ったアートと、PLAYTHEHOPEがコラボして、次の日、これを見たオーナーさんが「破れてるわ思ったけど、メッセージ見て直すんやめたわ」と楽しそうに言ってくれたこととか、


いつもはげましてくれた6歳年下の妹に、絵を贈ったこととか、


まだまだ書きたいことがたくさんあって、


原画を購入していただいたもう1人の女性のこと、以前、仕事を一緒にしたことのある天才ピアニストの女性、チンドン屋さんのアコーディオン弾きの女性が見に来てくれたこと、


ツイッター経由でお願いさせてもらった現代美術ライターの方が、ちゃんと最後まで見て批評していただいたこと、タバコを買いに来ていた男性が美大出身で、アート業界の話をたくさん聞けたこと、


差し入れを持って見に来ていただいたシフォンケーキ専門店の店長さんのこと、ぼくのお箏の先生が、ぼくの絵画展を見に来てくださるだけじゃなく、ぼくがブログに書いたオススメ店に行ってくれて嬉しかったこと、そのご友人にぼくの病気の経験を語らせてもらったこと、


12年ぶりに再会した高校の友達のこと(久しぶり感がなくて、普通にしゃべってた!)LINEの投稿を見て駆けつけてくれた8年ぶりに会った友人のこと、かつて絶縁したけど6年ぶりに絵画展で和解した友人のこと、ずっと励ましてくれて差し入れやお祝いまで贈ってくれた年上の友人夫妻のこと、募金をしてくれたかつてのお客さんのこと、看板準備や、お客さまへの対応、写真撮影、展示まで優しく教えてくださったミライエギャラリーオーナーの魚野さんご夫妻のこと、


そして支援いただいた皆さん、高校時代の友人のお母さん、高校の先輩、音大時代の友人のこと、見ず知らずの支援者の皆さま、何度も支援いただいたCAMPFIREの家入一真さんのこと、


絵を描くきっかけ・そしてありがたい言葉までいただいた坂口恭平さんのこと、休職して創作するぼくにとって精神的支柱だった角田龍平さん、坂爪圭吾さん、いしいしんじさんのこと。


そして、そもそもぼくが、坂口恭平さんや角田龍平さんを知るきっかけであり、ぼくが敬愛するメールマガジンの編集長であり、最高の作家兼ルポライターであり、素晴らしい漫才師であり、

今回の個展開催のクラウドファンディングを挑戦するにあたり、ご報告したところ、すぐツイッターでRTしてくださって、ブログやプロジェクトページも大変お忙しい中、わざわざ読んでくださって、最後にはクラウドファンディングのご支援までいただいた、PLAYTHEHOPEの大恩人、浅草キッド水道橋博士さんのこと。(博士さん、すみません!今やっと書けました。次のブログでまたお礼を書かせていただきます)


そして、最終日の最後に見に来てくれた両親のこと。

本当に数多くの方に支えらて、PLAYTHEHOPE絵画展は実現したんだということ

を書きたくて、でもまとまらず時間が経ってしまいました。

今、この文章を書いているぼくの頭の中は、PLAYTHEHOPE絵画展にかかわっていただいた全ての方への感謝でいっぱいです。


ぼくは、ずっと1人で絵を描いていると思っていました。

でも、違ったんです。

ぼくは、たくさんの人の優しさや励ましや期待に支えられて、描いていたんです。


いまだに心がゆれやすく落ち込みやすい自分ですが、このことは、これから創作するうえで、ぜったいに忘れません。


最後にもう一度。

今回のPLAYTHEHOPE絵画展を支えてくださった、すべての皆さまにお礼を申し上げます。

本当にありがとうございました。


2017年9月7日、夜の11時半、雨降る夜の自宅にて

PLAYTHEHOPE


Twitterフォロワーの絵描きのなみへいさんに描いていただきました)

【お知らせ】明日から、「PLAYTHEHOPE絵画展おみやげ絵画」を500円で販売します!

PLAYTHEHOPEです。

PLAYTHEHOPE絵画展、無事2日目を終えました!ありがとうございます!



お知らせです!

明日から、PLAYTHEHOPE絵画展会場にて、

PLAYTHEHOPE直筆おみやげ絵画を、1枚500円で販売します!

A6サイズより、さらに小さいA7サイズ(74mm×105mm)の厚紙に、

PLAYTHEHOPEが1枚1枚ていねいに、ミニ絵画を描きます!


原画は高くて、手が出ないな〜

という方も、PLAYTHEHOPE絵画展の来場記念にお1ついかがですか?

会場では、PLAYTHEHOPEが終日ライブドローイングも行っています!


PLAYTHEHOPE絵画展は、あと4日!

皆さん、ぜひお越しくださいね☆

では、また次回のブログで。

PLAYTHEHOPE絵画展、来場者全員プレゼントを50枚描きました。

PLAYTHEHOPEです。

大量に作ってしまったミニチラシ(厚紙)の裏に、絵を描いて

描いて、

描いて、描いて、

全部で50枚描きました!

これを、PLAYTHEHOPE絵画展にご来場いただいた方にプレゼントいたします!!

絵柄はもちろん、1点もの。

ひとまず、あと50枚描く予定です。


PLAYTHEHOPE絵画展は、いよいよあさって開催、明日搬入です!!

皆さん、ぜひお越しくださいませ!!

では、また次回のブログで。

【お知らせ】PLAYTHEHOPE絵画展で、1400枚の原画を全て販売します!

PLAYTHEHOPEです。

お知らせです!

PLAYTHEHOPE絵画展の期間中、PLAYTHEHOPEの作品原画1400枚を、1枚7000円で販売します!




通常、ネットショップで1枚7500円で販売しているPLAYTHEHOPEの作品ですが、

今回のPLAYTHEHOPE絵画展の期間中、サイズにかかわらず、全作品共通で、7000円で販売することにしました。

とにかくぼくは、絵描きとして食っていけるようになりたい。

ぜひ、ぼくの作品を気に入っていただいた方は、どんどんご購入いただければと思います。

当日は、

複製画2500円の販売予約も受け付けます。

ただし、複製画は、そのNo.の原画が売り切れた場合、受け付けられなくなりますので、こちらもお早めにご予約くださいませ。

よろしくお願いいたします!


では、また次回のブログで。